One Step Ahead

プログラミングやエンジニアリング全般について書いていきます

コードリーディングが捗る"github1s.com"

はじめに


今日はTLで流れてきた"github1s.com"が気になったので、調べてみたら意外と使い勝手が良かったのでまとめみました。

流れてきたTL


TLが流れたときは、正直最初は何がどうなっているのかよく分かりませんでしたが、じっくり見てみてるとなかなかすごい。

リポジトリを開いたら、https://github1s.com/atEaE/hogehogegithubの後ろに1sを追加するだけです。
たったそれだけで、ブラウザ上のVSCodeからソースコードを確認することができます。

github1s自体はOSSで公開されています。

使用感


1. コードリーディングが捗る

今までOSSのソースコードを確認するときには、Github上だけではどうしてもコードが読みづらかったので、.zipをダウンロードしたり、cloneしたりしていました。
ところがgithub1sでは1sを付け加えるだけで、Github上で見るよりも遥かにソースコードが読みやすいです。
開発者の方々ありがとう!

2. タグやブランチ別のソースコードも確認可能

タグ別のソースコードや、ブランチ別のソースコードも同じ要領で確認することができます。

タグ別はhttps://github.com/atEaE/hogehoge/tree/v1.0.0
ブランチ別はhttps://github.com/atEaE/hogehoge/tree/developのようになります。
後は同じように1sを付けるだけで、ソースコードの確認ができます。

3. OAuth Tokenを登録すれば自身のPrivateリポジトリも確認可能

Githubの OAuth Tokenを使用していない場合は、Privateリポジトリのソースコードを確認することができません。
また、Github APIの使用上は1時間あたりのリクエスト数に限りがあります。
(未認証時は1時間あたり最大60リクエストまで可能。認証時は、1時間あたり最大5,000リクエストまで可能。) Privateのリポジトリの確認がしたい場合や、リクエスト制限を緩和したい場合は、OAuth Tokenを登録しましょう。

f:id:EaE:20210210215631p:plain

Tokenは↑の通り、メニューから登録することができます。

VSCodeとの差異


1. フォルダ横断検索ができない

VSCodeと同じような見た目をしていますが、完全に同じ機能を有しているわけではありません。
まず、フォルダ横断した検索を実行することができません。
あくまで、アクティブファイルに対しての検索しかできません。

f:id:EaE:20210210211819p:plain (アクティブファイルはEditor上で開いているファイルのことです。)

2. 一部の言語はコードジャンプが機能しない。

C#, golang, Typescript, javascriptでリポジトリを確認しましたが、C#, golangではコードジャンプが機能しませんでした。
Typescript, Javascriptに関しては、カーソルをHoverさせることで定義の確認まですることができました。

3. 基本的にファイルの編集はできない。

ファイルの編集は基本的にはできません。
『New File』から新規タブを開いた場合は、例外的に編集を行うことができますが、新規タブで作成したファイルは保存できないので、メモ書き程度なのかなと。思いました。

まとめ


  • コードリーディングが捗る。
  • 欲を言えば、フォルダの横断検索とコードジャンプが使えるといい。